マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)
【拓斗SIDE】
「はぁ〜…」
いまは授業中。
「はぁ〜…」
「おい、拓斗。さっきからため息うるさい〜。」
祐樹が前の席からこっちを向いて声をかけてきた。
「あぁ、悪い。」
そりゃ、ため息つきたくもなるだろ。
ー1時間前…
俺は第2資料室であこのことを抱きしめていた。
俺のためにあこが泣いてると思ったら我慢できなかったんだ。
俺に嫌われるなんてあり得ないことを心配してるあこがかわいくて…。
俺は、キスをしようとした。
……
(いや、すいません。
でもあんな潤んだトロンとした目で見られたらさぁ…)
あこに顔を近づけていくと、
「あっ!今日、みことに相談に乗ってほしいって言われてるんだった!だから、早く来たんだった!」
「え?」
「というわけで、またね!」
「え、いやっ、ちょおい!」
ーガラガラ、ピシャリッ
行っちゃったよ…
なんなんだ?あの絶妙なタイミングは…
わざとじゃねぇよな…?
うん、たぶん鈍感でマイペースなあこのことだからなんも考えてないんだろうな
でも、反省。
いくら長谷川にムカついたからってキスはねぇだろ…。
(いや、ちょっとしたかったけどさ)
でもあんなあこ相手にアタックするのはかなり大変だな。
ちょっと頑張らねぇと…
はぁ、俺どんだけ必死なんだよ…?
でも、こんだけ女のことを好きになったのはじめてだからなぁ…。
どうすりゃいいんだよ…。
「はぁ〜…」
いまは授業中。
「はぁ〜…」
「おい、拓斗。さっきからため息うるさい〜。」
祐樹が前の席からこっちを向いて声をかけてきた。
「あぁ、悪い。」
そりゃ、ため息つきたくもなるだろ。
ー1時間前…
俺は第2資料室であこのことを抱きしめていた。
俺のためにあこが泣いてると思ったら我慢できなかったんだ。
俺に嫌われるなんてあり得ないことを心配してるあこがかわいくて…。
俺は、キスをしようとした。
……
(いや、すいません。
でもあんな潤んだトロンとした目で見られたらさぁ…)
あこに顔を近づけていくと、
「あっ!今日、みことに相談に乗ってほしいって言われてるんだった!だから、早く来たんだった!」
「え?」
「というわけで、またね!」
「え、いやっ、ちょおい!」
ーガラガラ、ピシャリッ
行っちゃったよ…
なんなんだ?あの絶妙なタイミングは…
わざとじゃねぇよな…?
うん、たぶん鈍感でマイペースなあこのことだからなんも考えてないんだろうな
でも、反省。
いくら長谷川にムカついたからってキスはねぇだろ…。
(いや、ちょっとしたかったけどさ)
でもあんなあこ相手にアタックするのはかなり大変だな。
ちょっと頑張らねぇと…
はぁ、俺どんだけ必死なんだよ…?
でも、こんだけ女のことを好きになったのはじめてだからなぁ…。
どうすりゃいいんだよ…。