マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)
【拓斗SIDE】



昼休み、祐樹と購買に行くとみことと…あこに会った…。


祐樹が昼飯に誘おうとしたけど、俺はそれ以上あの場にいたら…


辛そうな表情のあこを抱きしめてしまいたくなる…。



「祐樹、行くぞ。」


そう言ってその場を離れた。



追いかけてきた祐樹は…


「お前、何か隠してるだろ。」

「‼」

「何驚いてんだよ。俺が気づかないわけないだろ?」


俺、結構普通だったと思うけど、やっぱりさすが親友だな…。



「さ、話してもらおうか。」




ー俺と祐樹は校舎裏に来た。



「なるほどなぁ〜…。」


俺の話を一通り聞いた祐樹は、難しい表情をしている。


「お前はそれでいいのか?」


そんなこと言ったって、


「それがあこのためだろ…。」


「拓斗が守ればいいだろ!」

「そんな簡単に言うなよ!俺だってそうしたいのはやまやまなんだよ!でも…」

「でも?」

「実際、あこを泣かせちまったんだ。離れることが守ることだと思ったんだ…。祐樹ならどうする?」


「俺ならぁ〜…俺、なら…うぅ〜ん…俺も拓斗と同じようにするかも…。」


何が正解なんだ?










もう、本気で分かんねぇ!














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