マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)
ー次の日。
「じゃあ、早速おべんきょぉ〜♪」
「「えぇ〜〜〜〜〜〜「うるさい!そして長い!」
「「すいません…」」
ほんとこの2人は勉強嫌いだよな。
「みことちゃん!」
「ん?」
「見て!窓の外!こんなにいい天気なのに部屋にこもって勉強なんてもったいなくない?」
「そうだよ!みこと!」
「そういう事は少しでも賢くなってから言ってください。」
「「すいません…」」
うん、今回ばかりはまったくみことの言う通りだな。笑
そんなこんなで勉強をはじめて…
今日も俺はあこにみことは祐樹に教えることに。
「助動詞はここにきて、この文はShe will go to〜になるから…」
「ねぇ、拓斗ー!あたし日本人だよ!」
「は?」
「いいじゃん、英語なんてできなくてもさぁ〜…」
だめだ、もう完全にやる気なくしてるし…。
こうなったら奥の手。
「留年してもいいのか?」
「りゅっ、留年はだめ!」
「じゃあ、勉強しろ。」
「はぁ〜い…。」
たぶんあこぐらいの成績で留年はないと思うけどな。
ー1時間後…
「ねぇ、拓斗ぉ…ちょっと休憩しようよ〜!」
「ーッ!/// あぁ、休憩するか。」
「やったぁ〜!」
こいつ、無意識だよな?
あんな上目遣いで名前よばれてお願いされたらなんでも聞いちまうって…。
「ちょっとコテージで休んでこよーよ!」
「ああ。行くか。」