マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)
突然拓斗が口を開いて…
「ごめん、連絡しなくて…」
「あ、あたしこそごめんね?」
「なんて連絡していいか分かんなくて…」
「あたしも!」
お互いそうだったのかぁ〜!
でも、ちょっと寂しかったかな…
「寂しかった?」
「え⁉テレパシー⁉」
「いや、口に出してた。」
「うそっ///恥ずかしいっ‼」
ーぽんっ
頭に拓斗の手が乗せられて
「ごめんな?俺、ちゃんと好きになったのあこがはじめてだからどうしていいのか分かんねぇんだよ…。」
「あ、あのね、寂しかったけど今日会えたから嬉しいよ…?」
「っ///…あこ、そんな嬉しいこと言うなよ…」
照れ隠しか、あたしの髪をくしゃくしゃとなでる拓斗。
「ちょっと、髪の毛くちゃくちゃになっちゃったじゃん!」
「ははっ!ごめんごめん」
「もぉ〜、ちゃんとセットしてきたのに…」
「うん、あこかわいい。」
「そんなことをさらっと…///」
あたしの今日の格好は、ドット柄のピンクのワンピに黒のベルトをしてる。
黒で引き締め効果って雑誌に書いてあったんだぁ〜!
「拓斗だって…どうしてこんなにかっこいいの?」
黒のプリントTシャツにグレーのパーカーにカーゴパンツっていうシンプルな組み合わせ。
「あこ…それ殺し文句だから…///」
「えっ⁉殺し⁉」
「いや、なんでもねぇや…」
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