マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)





今日行く遊園地に行くには電車が一番いい方法なんだけど…




混みすぎじゃない⁉



電話の中いっぱいに人が……


「乗りたくないなぁ〜…」


「何言ってんのあこ!乗るよ!」




はぁ〜〜い…。





ーガタンッゴトンッ



電車に乗る瞬間にあたしと祐樹くん、みことと拓斗に分かれちゃった。



人多すぎだよー!


どんっ!


「痛っ!」


押されちゃった…



「大丈夫?あこちゃん」



そう言ってあたしを扉側に引き寄せて扉に手をついてあたしをかばってくれた。



「ごめん、近いかな?」


「ううん、大丈夫だよ!ありがと!」



にっこり笑う祐樹くん。


うんモテるね、こりゃ。


さらっと優しいし。

まあ、みことにベタ惚れだし大丈夫だろうけど!






ー何駅か過ぎた頃。



「やばいな〜…」


??


「非常にやばい…やばいぞ〜…」



あたしをかばってくれたままなんかつぶやいてる。



「どうしたの?」


「俺、あとから殺されるかも…」



「え⁉」


「あこちゃん、俺の骨は拾ってね。」



「何ゆってんの⁉」



「ははは…」




意味わかんない〜!
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