恋の華が舞う季節
「は……い」


なぜか敬語になってるし。


テンパってるの、バレバレだ、私。



「よし! 
 じゃあ、早速明日、休みだから、朝8時に迎えに行くから。

 それまでに、仕度しとけよ」


「うん」


そう言って樹は友達の方へと駆けて行った。


その後姿を見つめ、少し幸せな気分。

< 177 / 254 >

この作品をシェア

pagetop