恋の華が舞う季節
「え?」



今、自分が言った言葉に嘘は無かった。



心の中を、樹でいっぱいにして欲しい。



「お願い……」



「俺は……こんな気持ちで結衣と愛したくない」




心が破裂しそうだった。



――私は……




何を、しようとしてたの?

何を期待してなの?



――馬鹿みたい!!
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