恋の華が舞う季節
もう何度失敗すれば、気がすむんだろう?




裸足になった足に、少し痛みを感じながらも、再びトボトボ歩き出す。



「結衣……!」



「え?」



後ろを振り返る。


そこにいたのは、蜜柑だった。
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