恋の華が舞う季節
蜜柑へ



俺は、お前に言わなきゃならねぇ事がある。


それは、もしかしたら、蜜柑を傷つけるかもしれない。



だけど、読んでほしい。




俺は――あの日……


蜜柑と付き合った。


だけど、心の中にはいつも、結衣がいた。



蜜柑といる時でさえ、結衣の事を想っていた。



ごめん。
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