恋の華が舞う季節
――5年後



「――あのほし、どこまで、つづいているのかなぁ……」



「さぁ、どこだろうね……」



繋いだ愛は――




今……
しっかりと、愛しい“宝物”となって、輝いている。




「――陸(リク)、結衣、あの星俺等みたいじゃね?」



「え? どこ?」



秦が指した方向には、仲良く3つ綺麗に輝く星が、あった。



「……そうだね」




ゆっくりでいい。



迷って



苦しんで



そしてまた、貴方へと続いていく――




「おかあさん、おとうさん!」



走り出すこの子に



沢山の、想いをのせて




私達は――



歩き出すよ。 



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