恋の華が舞う季節
ポタポタと、頬を伝って流れていく、温かい涙。


こんなにも、こんなにも……


私は、葵に愛されていたんだ。



確かにある、私への想い。


もう届かない……



――葵


好き。


好き。



この先も、葵を忘れない。



絶対に。
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