Secret door...


通学ルートは一応覚えた。

今日の学校は昼までだ。
あー、がんばんなきゃ…


とりあえず職員室に行こう。

友達できるかな…
いや、できないだろうなあ…

自己紹介なんて言おう。


ああもうだめだめ。

頭が沸騰してくる…



そんなこんな頭で考えていたら
いつの間にか学校に着いていた。

結構家から近いのに、
どうして初め間違えたんだろう?


あー、心臓ばくばく。


登校してきた他の生徒からは
転校生だと気づかれていない。


誰からの目線もないからすこしだけホッとした。


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