my sweet love~second~


部屋にはいるとまだ龍は寝ていて
私はタオルで人差し指を抑え
龍に声をかけた


「りゅう?りゅーうー?」

「ん…」

「あっおきた笑おはよ?」

「ん…わりぃ寝てた」

「ううん大丈夫
夕飯出来たからたべよ?」

「さんきゅー
あっあいつらは?」

「向こうも2人とも寝ちゃったみたいで
また今度に延期した笑」

「そっか」

龍が立ち上がり行こうとしたので
そこで龍を止めた

「りゅぅ…」

「ん?どした?」

「おこんないできいてね?」

「あぁどうした?」

「指…きっちゃったの」

「大丈夫か!?止血できたか?」

「あと少しかな」

「みせてみろ」

タオルを差し出すと
ゆっくりとタオルを開けて
優しく傷口を確認した


「こりゃぁいてーな…
大丈夫か?」

「うんへーきだよ」

「どのくらい血でてた?」

「30分くらい…」

「もっと早くおこせよ
迷惑じゃねーんだから」

「ごめん」

「とりあえず止血するな」

そういってリビングにいき
丁寧に止血してくれた

「飯くったら今日は貧血の薬も
追加でちゃんと飲めよ」

「はーい」

「まだでてないか?」

「めまい?」

「あぁ」

「まだへーき」

そういってお皿に盛り付け
2人でご飯をたべ始めた



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