my sweet love~second~
「ただいまー」
リビングの扉を開けたら
いかにも今起きました状態の
龍がコーヒーを作ってた
「おぅおかえり」
「龍、覇瑠連れてきた」
「いーよー
ん?覇瑠顔色悪くね」
「覇瑠座っていいよ?
覇瑠今朝から熱あって
そんで朝荘と喧嘩してさ…」
「いま荘は?」
「午後から仕事だって」
「そっか…
ま、とりあえず熱計って?」
黙ったまま覇瑠は体温計を受け取って
計りはじめた
暫くしてなった体温計を
また私がとって呟いた
「8度2分…上がったね」
「朝は?」
「7度6分?かな」
「覇瑠なんか食べれるか?」
「なんにもいらない…
けど食べろって言われたら食べれる」
「じゃあとりあえずゼリー食って
薬飲んで寝よう」
「あ、薬荘から貰った」
「了解ありがと」
薬を龍に、預けて私は
冷蔵庫からゼリーを持ってきた