my sweet love~second~
それから私は大学の調べ物を
龍は仕事の資料をつくっていた
気づけば時計は7時を回っていて
夕飯の支度を2人でし始めた
そんな時寝室の扉が開いて
覇瑠が起きてきた
「あ、覇瑠
私に任せて行っていーよ」
「さんきゅ
覇瑠?大丈夫か?」
「ん。大丈夫」
「とりあえず座って
苦しいの治った?」
「ううん…もっと苦しい」
「吸入もってる?」
「ん…」
そういって覇瑠が
カバンから出して吸入をし始めた
「すこし落ち着いたね。
気分はどう?」
「怠いだけ」
「そっか…
覇瑠、この後さ…荘来るんだよね
すこし話せる?」
「…ぇ、」
「ごめんな
でもこのままも良くないと思うからさ」
「話したくない…」
「なんで?」
「大丈夫だから…大丈夫」
「覇瑠…」
「大丈夫だよ
こんなのすぐ治るから…」
「分かったよ
とりあえず荘くるまで横になろう」
そういって龍はそのままソファに
覇瑠を横たわらせた