my sweet love~second~


「少しは痛み引いたか?」

「うん…」
そう言いつつも私の体は
冷や汗でびっちょり

「柚熱計らせてな」

荘に脇に挟まれ
鳴るのをじっと待っていた



体温計が音を立ててすぐ
脇から体温計が抜かれた

「8度6分か…辛くないか?
熱下げる薬いれる?」

「まだ…大丈夫」

「そっか…
我慢しすぎるのも体に悪いからな」

「ん…」

「今日は龍もうすぐ上がりだから
お昼頃にはくると思うよ」

そう言われて初めて
昨日から日付が変わったのをしった

私の驚く顔を見てか
自分の腕時計をだして
今9時な
ってわざわざ教えてくれた



荘がモニターやら点滴やら
チェックしている間に
私はぶつぶついってる声を背に
眠りについた




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