my sweet love~second~
-翌朝-
珍しく私が一番におきた
いつもよりも早めで
なんだかすっきりしてた
いつもは龍に
朝ご飯を作ってもらってるから
今日は作ろうとおもって
リビングで寝ている3人を
起こさないように
気をつけながら始めた
そのうち荘が起きた
「おはよ?そう」
「んぉは…」
「大丈夫?顔色わるいよ?」
「ん…二日酔い」
「はいバファリン
今日は卒業式なんだから
無理はしなくて良いけど
元気できてよー?」
「あぁ大丈夫だよ
さんきゅー」
その後龍、智と続いて起きてきて
二人とも荘と同じような
会話をかわした
ちょうどご飯を作り終わった頃に
悠と覇瑠がそろって起きてきた
「おはよー」
「おはよ」
「おはー」
「5人とも~ご飯できたよー」
「おーさんきゅー」
「やったー」
「さんきゅー」
「ありがとーゆず」
「ありがとー」
と5人とも返事をしてくれた笑
そこからご飯を食べ始めて
私たち3人はきっと今日で
最後に着ることになる制服に腕を通した
龍たちは私たちより遅く来るから
先に三人で家を出発した
高校生として歩く最後の通学路を
私たちの思い出を語りながら
三人でゆっくりゆっくり学校へと足を運んだ