my sweet love~second~


「…え……、」
突然の智の言葉に驚く私を置いて
病室内の締められてたカーテンは
音を立てて開いた

そういえば…
私が目が覚めてから
個室だから使われるはずのなかった
ベッド周りのカーテンが
閉まってて変な感覚はした…

でもまさかその先に
龍がいたなんて…
今までの全部聴かれてたなんて…

「ゆず…」

龍は勢いよく私を抱きしめた

今までにないくらい
強く強く抱きしめた



「智から聞いたと思うけど
それで納得したって悔しいから
俺からも言わせて

大好きだよ。愛してるよ柚。
そばにいたい。
病気のこと迷惑なんて思ってない。
支えたいって早く助けたいって
それが俺の一番の願い。

俺。何度も言うから。
柚が少しでも不安になったら
何回でも言うから
直接ゆずに言うよ?
だからさこんなに…
体がこんなになるまで我慢しないで」

「…ヒック……
龍………ありがとぅ


あいしてる……」


私たちはそのまま唇を重ねた




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