ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。
「えっと…誰、ですかね?」
「ああ、あんたの高校の3年かな?」
「なんで知って…?」
「あの赤坂の彼女ってのと、美人っていうの?」
そう言ってる間にもじりじり近づいてくる。
逃げようとすると、
手首を掴まれた。
「うわ、すげー華奢。折れそうだわ」
「離し…」
言い切る前に、
『お前抱きやすそう』
耳元で囁かれる。
ぐっと手首を掴まれてる手に力がこめられてる。
「いっ…」
「いやー、時間がかからないうちに良いのが見つかってよかったー。」