ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。




七海の席の前に立って、手を合わせた。




「七海、海の日さっさと帰っちゃってごめん!」


「え、こっちこそあんなこと隆裕くんに言ってごめん!」



「ううん、もう大丈夫だよ」





顔を上げると七海は柔らかい笑顔でありがとう、と呟いた。







「でも、秋穂ほんと大切にされてるよ」




七海は囁くように言った。






< 247 / 508 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop