ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。




「秋穂いる?」


さっきぎりぎりで間に合った授業も終わり昼休みがはじまったとき、


隆裕くんの声が耳に入る。



「隆裕くん?」



扉に向かうと、くしゃっとした笑顔があたしへむけられた。



「食堂一緒に行こっか」


え。



今までずっとどちらともなく食堂行ってたのに、


誘ってくる、なんて…



「うん、いいよ」


戸惑いながらも笑顔で答えた。








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