ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。
「あの、実はその…っ」
そこは食堂から少し離れた人気のない廊下。
確か、隆裕くんに告白というか、キス…された場所だっけ
「好き…なんです、」
「えぇ?」
「その、最初はサバサバしてて怖い、とかいうイメージだったんですけど…」
グサ
「う、うん」
軽く心臓に何かが刺さったような気がするけど、
取り合えず話を聞こう
「赤坂くんと付き合ってから、普段はあんま変わらないのに赤坂くんといるときだけあんなかわいらしくて…」
「は、はあ…」
「僕もあんな彼女持ちた…」
顔を見上げた瞬間、その男子の顔がサッと青ざめる。