ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。
「あー…もう秋穂も折れやすすぎ」
プリンとアイスの箱が詰まってるコンビニの袋を持ちながら言う。
「だって…」
「だってもないっしょ、あー」
空を見るともう大分夜になりかけてる。
「ちょっと急ごっか」
そう言うと小走りになった。
「ただいまー、ごめん遅くなって」
「ううん、全然大丈夫だよ。ありがとー!」
みんながわらわらこっちへ来る。
「あ、あと明日あたし手伝えないや、ごめんね」
「え、なんで?」
プリンやアイスを食べながらみんながこっちを向く。
「ファッションショーのポスター撮影?」
「え!?すごー!!」