ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。
「アンタさあ、そうやって生きてきたの?かなしいやつだな」
しかし、信じられないという顔をしていた馬鹿はなぜか反撃してきた。
なんなんだコイツは。
「いや…そうやって生きてきたっていうか…恋とかしないって決めてますし、」
「ふーん、そういう奴ほどめんどくせえくらいのリア充になると俺は思うよ?」
その言葉にあたしは顔を上げると彼の容姿を再び見る。
ズボンの中に手を入れて、ベルトはごつく、
髪の毛はガチガチにセットされていた。
「あんた一番あたしが嫌いなタイプです」
「あっそ」
なぜか鼻で笑われてイラっとする。