ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。




そしてあっという間に土曜日になってしまった。




○○駅に行くと、もう彼はそこにいた。



「待った?」


「ううん、大丈夫」


彼の顔はすこし赤かった。


「あー、もう切符は買ったから行こうか」


はにかんで下を向く。


右手が少しこっちへ動いたのは気のせいだと思っておいた。




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