トビラの向こう側
「去年の今ごろかな…気がついたら記憶がなくて、ふらふら歩いてて保護されたんだけど
私その時、軽いケガをしてて病院に連れてかれて
で、その病院の先生が智也さんのお父さんで…」
「智也さんのお父さんお医者さん!?」
美月ちゃんは驚いていた。
「智也さんとはその時に知り合ったの」
私は気がついたら一年前からの事をほとんど美月ちゃんに話していた。
「汐里さん、辛い想いしてたんですね」
「でも、この街で美月ちゃんたちに会えて良かったよ、みんな優しくしてくれて…」
「あっ、紅茶、飲んじゃったね二杯目いれるね」
「お願いします、やっぱり紅茶っていい香りがするから好きです」
「ホント、紅茶の香りって何か―…ほっとするんだよね」
「アンブレラで働きたいって店長さんに話しをしに行った時にね
紅茶をだしてくれて香りがして懐かしいような、知ってるきっと好んで飲んでたって感じて―…」
私その時、軽いケガをしてて病院に連れてかれて
で、その病院の先生が智也さんのお父さんで…」
「智也さんのお父さんお医者さん!?」
美月ちゃんは驚いていた。
「智也さんとはその時に知り合ったの」
私は気がついたら一年前からの事をほとんど美月ちゃんに話していた。
「汐里さん、辛い想いしてたんですね」
「でも、この街で美月ちゃんたちに会えて良かったよ、みんな優しくしてくれて…」
「あっ、紅茶、飲んじゃったね二杯目いれるね」
「お願いします、やっぱり紅茶っていい香りがするから好きです」
「ホント、紅茶の香りって何か―…ほっとするんだよね」
「アンブレラで働きたいって店長さんに話しをしに行った時にね
紅茶をだしてくれて香りがして懐かしいような、知ってるきっと好んで飲んでたって感じて―…」