トビラの向こう側


寝室のベッドに潜り込んだ。


私の事怒っているのは分かるけど…

酷いよ。

返事くらいして、欲しかった。


あんな態度をとるなら、どうしてここに連れてきたの?


嫌いになったんなら、もう私なんて…
ほっといてよ。


「うっ…、ひっく、…うっ……」



真っ白いシーツに涙が吸い込まれていく…。



私はいつしか泣き疲れて眠ってしまっていた。


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