*赤い糸*
すると、


「僕の存在に気付いてる?」




と私にある人が抱きついてきた。




「奏くん!?」



「僕の存在、忘れてたでしょ?」



「忘れてないよー」



「私のために、集まってくれてありがとね」







そういうと、ニカっと笑った奏くん。

本名、町田奏(まちだそう)。
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