幼なじみに溺愛されて~幼なじみは危険な狼!?~
廉、なんか機嫌悪い?


廉は、そう一言残して


自分の席へ戻って行った。












すると、


”今、1人じゃん!声かけよーよ“


”いいね!かけよー“

その女の子たちは廉の方へ

歩いて行った。




「ねぇ!カッコイいね、名前なんて
 言うの?」


「てめぇらに言う必要ねぇだろ」


そんな言葉を言われても、

話しかけている子たち、よく

勇気あるなぁ……


「ねぇ!名前ぐらい教えてもらっても
 いいじゃない?」

「………せぇ」

「えっ?」





廉の周りがなんか、どす黒い

空気のような……


「うるせぇつってんだよ」


ガタッ

廉は席を立って、


教室から出て行った。



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