幼なじみに溺愛されて~幼なじみは危険な狼!?~
「愛華!俺らまた、同じクラスだな!」


廉はニコニコしながら、こっちを

見ていた。


だれが嬉しいのか…


これで、六年連続だよ!?

小学五年生から、高校一年生まで


ずーっと、廉と一緒。

「………ありえない…」


「ありえるんだよ、それがな」


小さい声で言ったつもりなのに、


どんだけ、聴覚いいのよ!!



廉がニコニコしてるから、

また、女の子たちが騒ぎだしたし!


“ヤバい!あの人、笑顔最高じゃん!”

”カッコイい~!隣にいる子だれ?

まさか、彼女!?ヤダー“ 


誰が廉の彼女だっつーの!

あたしはただの幼なじみです!!




「ほら、愛華行くよ~」


「早く来いよ愛華」


「はーい」

あたしは苛々しながらも、廉たちを


追いかけた。



 
< 8 / 17 >

この作品をシェア

pagetop