前髪少女の秘密?!
でも多分お兄ちゃん部長さんのこと好きだろうな~(←他人の事は鋭い)。
「優紀、真剣に答えろよ」
「うん。なに?」
「…彼氏出来た?」
「………………は?」
蘭もお兄ちゃんも、どうしてそんな勘違いを?!
「だって、優紀蘭ちゃん意外に友達いないだろ・・・?」
私…どんだけ友達少ない人なんですか?!
いや、ホントにいないんだけどね?
日向は…と…ともだーーーち…だよね?
まぁ、ともかく。
「友達いるし、彼氏なんていないもん!!!」
「え゛…いるの?友達」
……ひどくないですか…お兄ちゃん…。
「いますぅーっだ!!」
「それ…女の子だよね?」
「女の子だよ!!もうっ。ごちそうさまでした!!!じゃぁね!いってきまーっす!!!」
朝からなんでキレなくちゃいけないんだ!!!
「あ、優紀ー!!」
「あ、おはよっ!蘭」
「おはよー。朝から元気いいねー?珍しい」
「元気いいんじゃないよ。怒ってるの」
「えーっ?」
訳分からなそうな蘭に今朝の事を事細かに話してあげた。