前髪少女の秘密?!



で!!


長い長い授業が終わり。

蘭を置いて駆け足で家へ帰る!!


いや、私は走る気力なんて無かったんだけど、夕鬼が走れってうるさいから……。

いや、今日1日中ずっとうるさかったんだけどね。


帰ってきてすぐ。

今日お兄ちゃんが返ってくるのは夜になるって言ってたから。


急いでジャージに着替えてワックスつけて!



………………………………………………


うっしゃー!!


酒だ酒ーーーー!!!!


で、急いで電話。

「あ、もしもし日向?!俺もう今出るから!!!」

『え?夕鬼?なん―――』


日向がなんか言ってたけど気にせず切った。

だって今俺の頭の中には『酒!!!』


この一文字が俺の人生の全てなんだっ!!!!


いやー、もう街見回る気なんてサラっサラない!


もう駆け足って言うより全速力で倉庫へ向かう。

こういう時倉庫がちょっと遠いとイラつくな…。


《あんま飲みすぎないでよ?困るのは私なんだから……》

優紀がなんか文句言ってるけどこれも気にしない!!


俺は酒をのーーーーーーーむっ!!!!!









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