前髪少女の秘密?!





食べ終わるとおなかいっぱい。

食器を片づけてくれた羊さん……執事さんだった。

は、「とてもいい食べっぷりで見ててスッキリします」と言ってくれた。


まぁ、完食だしな。


でも俺の目的は飯じゃない。


「よし!!酒!!!」

「そ、総長…あんなに食っといて入るんですか?」

「酒は別バラっつーだろ」


言わないけど。


目の前にチューハイの山。


「よーしっ。飲むぞー奈央!!」

「え?俺っすか?」

「勿論!!」


ふと目に入ったから奈央を呼んだ。

で、空いたソファーに座らせて酒を勧める。


「やっぱ、酒は別バラだよなぁ?」

「…別バラって……」

明らかに呆れてるけど、気にしない。


楽しく飲めれば充分だろ!!!



「そんな飲み過ぎたらまた怒られるわよ?」


しかめっ面でやってきたのは日向。

多分優紀に怒られると言いたいのだろう。


「いいんだよ!!今日は合意あり!!!」


…された覚えはないけど。






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