前髪少女の秘密?!





飲み始めると止まらないのが酒。


「うわぁっ、すげぇ飲んでますねー…」


気付くとやってきたのは…空。


「んだよ…わりぃか?」

ニヤっと笑って見上げてやった。


「いや…別に「空―、ダメだぜぇ?こんな酔っぱらいに話しかけちゃーよー。てめぇは超珍しい天然記念物並のイイ子なんだからよ~~」

……めいっぱい酔っぱらった星。


でも反応しちゃうのが酔っぱらい。

「だれがよっぱらいだこのやろー!!」

「そーちょーに決まってんじゃないっすかーー」


もう酔っぱらい過ぎて二人とも呂律が回らない。


う~~~。

もうそろそろいっか。

「ひーなーたーーー」


力の限り叫んでみる。

いつもならここで「はーい」って……

「…………」


無い?

「日向は?」

「あー、日向さんならもう眠いって言って帰っちゃいました」


……えーーーーっ!!!!?


俺、二日酔い確定?










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