冷たい彼

「何、思い出して鼻血だしてんだよ。てめぇ」

「い、いやぁ…」

思い出したら鼻血が出た、これが…皇雅の怒りを倍にさせることになった。



~10分後~

「皇紀~ハデにヤられたな」

「皇雅のやつ…マジで死神だぜ、あれは。…って!」

「こ、ここっ…皇紀くん」

沙彩がリビングに入ってきた。
っ!?!?

薄ピンクのふわふわのバスローブ、藍色の長い髪はお団子にされていて白いうなじが見える。
さっきの事件のせいか…それとも風呂上がりなのか、赤みがかったほほ、チラチラと見えてしまう谷間(意外とでかい…)……また…鼻血がでそうだった。

照れたように俯きながらだからそれがまた可愛くて…。
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