冷たい彼

「う、うん…/////」

沙彩は照れたように皇雅を見る。

「んじゃ、仲直りって事で♪」

空気が読めないのか皇耶は終始ニコニコと笑っていた、そんなにおもしろい事じゃねぇだろ。

「こ、皇紀くん、皇耶さん、皇泰さん、美羅さん、オヤスミなさい」

「行くぞ」

沙彩はペコッと頭を下げた後皇雅に連れられて2階へ上がっていった。
…何か、複雑。だってあの後…絶対何か、な…んか…あるだろ//////

「皇紀って意外にウブだよね♪」

「う、うるせぇっ!」

皇耶はクスクス笑ってやがるし、親父はニヤニヤしてる。
母さんが…1番反応しづらくいつも通りニコニコしながら俺を見ていた。

ハァ…なんかもう、いろいろ憂鬱。

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