冷たい彼

皇雅の過去


沙彩side

何とも言えない倦怠感が私を襲った。

そっか…私、皇雅さんと昨日…///// 思い出して顔がボボボッ!と赤くなった。

何赤くなってんだよ」
「こ、皇雅さっ/////」

皇雅さんはむくっと起きあがって私の頭を軽くなでた。
そ、そう言えば…皇雅さんを見て思い出したんだけど…

「っ…きやあぁあああぁ!」

私はバッと布団をかぶって丸くなった。わわわ、私達今…

「裸くれぇで騒ぐなよ、昨日見「い、言わないでっ!!」

あああ、ありえないっ…!
そりゃあ皇雅さんは…女の人の、ごにょごにょ…何て見慣れてるかも知れないけど…。

あ、そっか…見慣れてるから、平気なんだ…。
そう思うと悲しくなってきた。

「沙彩?」

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