若頭の秘密のレンアイ


私が鳩が豆鉄砲食らったような顔をしているなか、目の前の最低な男はひょうひょうとした顔で話を続ける。



「イチャコラチュッチュってか、ヤれるからな。大歓迎だ」


「や!や、や、や!!」


「あぁ?」


「破廉恥だよ、はれんち……そーゆーことは大人になってからじゃないとシちゃだめなんだよ」


「どこぞの昭和娘だ」


「ううっ…こんなヤツと同じ空気吸いたくないよぉ……」


「いちいちムカつく女だな」



私はその場にしゃがみ込んで、あうあうと泣き始める。
絶対にこんな男との結婚なんかヤダ。

私の純白が直ぐに汚されそうだ。


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