オレ様男と奴隷の私
「なんで謝るの?」
ハルに訊いた。
「熱あんのに、やろーとしたから」
考えると恥ずかしくなるのに、
ハルは平気でそんな言葉を言った。
しかも、真剣な表情で。
そんなハルにキュンときて、
「大丈夫!明日になれば元気になる!」
私が少しでも元気そうに言うと・・・
「ならすればよかったなー、無理やりにでも」
ニっとして笑うハルに、
「いいいいイヤーーーー!」
部屋の中に私の声が響きわたった。