オレ様男と奴隷の私




ハルの低い声が聴こえた。




『目、逸らすな』と言われてもー・・・。



私はどーしたらいい訳?




「・・・ねー、ハル」




私はこの際だから言う。




「私ね、ハルのことー・・・」




ーぐいっ





私が話しているにも関わらずに、



ハルが私の腕を引っ張った。




「え・・・」















< 72 / 143 >

この作品をシェア

pagetop