鬼と天使と少年と、
オマケに俺の走った方向は行き止まり。

マジで運悪ぅっ!


仕方ない、ここは俺も魔法で対戦して………って、うわっち?!


俺の頬をかすめて氷柱(つらら)がビュンッと、行き止まりの壁にザックリ刺さった。


あ……危っぶねー……


あの姫様ホント容赦ないって!


しかも壁があるため俺はもう動けない。ちょ、ホントどーしまそうっ。



『キシャァァアアァアァアアァアッ!』


「むぎょわあああああああッ?!」



俺、絶体絶命?!


食われ_____









「姫!何をしてるのですか!」




………る?

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