鬼と天使と少年と、
*
次の日、阿呆トリオはいつもの通りそろって登校してきたワケなのだが。
「………。」
「佐雄?どーしたんだよ急に立ち止まって。さっさと行かねぇと校門閉まっちまうだろーが」
「倭草の言う通りですよ。一体何見て固まって…………って、誰ですかあの人は」
遅刻ギリギリの登校時間。
俺ら阿呆トリオの視線は校門前へと集まっていた。
何故かって?
「うふふふ……十六夜サマに久しぶりに会えるわぁ……今日のドレスどうかしら?」
「似合っていますよ、姫!今日も姫オーラがハンパないです!」
「あら~、そんなことないわよぅ、剣牙。誉めすぎよぅ」
「いえいえ!これなら十六夜さんも姫にガチ惚れですって!なんせ姫は只でさえ超超超可愛いんですからね」
「そんなことないわよ~、そんなこと…………あるのかしら?」
昨日のお騒がせコンビがいるからだよッ。
ちょ、なんでいるんスか?!
次の日、阿呆トリオはいつもの通りそろって登校してきたワケなのだが。
「………。」
「佐雄?どーしたんだよ急に立ち止まって。さっさと行かねぇと校門閉まっちまうだろーが」
「倭草の言う通りですよ。一体何見て固まって…………って、誰ですかあの人は」
遅刻ギリギリの登校時間。
俺ら阿呆トリオの視線は校門前へと集まっていた。
何故かって?
「うふふふ……十六夜サマに久しぶりに会えるわぁ……今日のドレスどうかしら?」
「似合っていますよ、姫!今日も姫オーラがハンパないです!」
「あら~、そんなことないわよぅ、剣牙。誉めすぎよぅ」
「いえいえ!これなら十六夜さんも姫にガチ惚れですって!なんせ姫は只でさえ超超超可愛いんですからね」
「そんなことないわよ~、そんなこと…………あるのかしら?」
昨日のお騒がせコンビがいるからだよッ。
ちょ、なんでいるんスか?!