鬼と天使と少年と、
そしてもう一つ、爺ちゃんが60代に見えない理由がある。
丁度その時、魔法学校の女子数名が俺の家の前を通りかかった。
今どき~って感じ?
そんな彼女たちが、俺らの方をチラチラ見ながら頬を赤らめている。
んにゃ、正確に言うと……
「かーっかっかっか!おう、そこの女子(おなご)共、わしと今晩過ごさんかぇ?」
「えっ、あ、あのぅ……いいんですか?」
「どーしよー!イケメンに誘われちゃったーっ!」
「鼻血でそう……」
「かかかっ!若い子はええのぅ」
「ちょっと爺ちゃん……υ」
そう、俺の爺ちゃんは年齢のわりに20代にしか見えないほど若々しいのだ。
おまけに男の俺でも惚れてまう顔。
くそ、どこでイケメン遺伝子が途切れたのか、俺の顔は至って平凡顔。
ふ、不公平すぐる……!
俺が影でぶう垂れていると、爺ちゃんは俺の方をチラッと見て口を開いた。
「んー、でも残念だのぅ。今日は予定がはいっておるのだ。仕方なし……また今度、相手してくれるかぇ?」
「は、はいぃ……///」
「喜んで一緒に過ごさせていただきますぅ…!」
「かかかっ!嬉しい限りだのぅ」
………。
もう…なんも言えねぇ……
60路真っ只中のっ、しかも俺の爺ちゃんに負けるとか悔しすぎ!
俺より青春してんじゃん!
丁度その時、魔法学校の女子数名が俺の家の前を通りかかった。
今どき~って感じ?
そんな彼女たちが、俺らの方をチラチラ見ながら頬を赤らめている。
んにゃ、正確に言うと……
「かーっかっかっか!おう、そこの女子(おなご)共、わしと今晩過ごさんかぇ?」
「えっ、あ、あのぅ……いいんですか?」
「どーしよー!イケメンに誘われちゃったーっ!」
「鼻血でそう……」
「かかかっ!若い子はええのぅ」
「ちょっと爺ちゃん……υ」
そう、俺の爺ちゃんは年齢のわりに20代にしか見えないほど若々しいのだ。
おまけに男の俺でも惚れてまう顔。
くそ、どこでイケメン遺伝子が途切れたのか、俺の顔は至って平凡顔。
ふ、不公平すぐる……!
俺が影でぶう垂れていると、爺ちゃんは俺の方をチラッと見て口を開いた。
「んー、でも残念だのぅ。今日は予定がはいっておるのだ。仕方なし……また今度、相手してくれるかぇ?」
「は、はいぃ……///」
「喜んで一緒に過ごさせていただきますぅ…!」
「かかかっ!嬉しい限りだのぅ」
………。
もう…なんも言えねぇ……
60路真っ只中のっ、しかも俺の爺ちゃんに負けるとか悔しすぎ!
俺より青春してんじゃん!