鬼と天使と少年と、
*
「【闇喰いファミリー】?」
ただいま俺は、爺ちゃんの部屋で正座しながらお茶をズズズーっと。
まったり過ごしております。
なんでも、大事な話があるだとか…
「そうだぇ。お前の学校に住み着く厄介な童(わっぱ)共でのぅ。知らんかぇ?」
「あー……そういえば『ファミリーには気をつけて』って先生から言われてた気がする…」
「うぬ、【闇喰いファミリー】は【殺戮組織】とも言われておるからのぅ。
世の【殺戮組織】のトップ5だぇ。目をつけられると後々厄介になるからのぅ。あーやだやだ」
ヤレヤレと言わんばかりに溜め息をつく爺ちゃんに、俺は疑問に思っていたことを口に出す。
「ねぇ、爺ちゃん。その…【闇喰いファミリー】って特徴とかあるの?どんな人たちか分かんなかったら、気をつけようもないじゃん?」
「そうだのぅ……しいて言うなら、【玩具探し】を常にしとるかのぉ。
新しい玩具で遊んでは壊し、遊んでは壊し……それを延々と繰り返す奴らでのぅ。困ったもんだぇ」
「玩具………」
その聞き覚えのある響きに若干…んにゃ、かーなーり、顔の引きつる俺。
いやまさか…ね。
あの人のワケないよなぁ……たぶん。
んー、でも。確かに玩具がナントカって言ってたし……うーん。
顎に手をおき、考えてますポーズをする俺に爺ちゃんは怪訝な顔。
「【闇喰いファミリー】?」
ただいま俺は、爺ちゃんの部屋で正座しながらお茶をズズズーっと。
まったり過ごしております。
なんでも、大事な話があるだとか…
「そうだぇ。お前の学校に住み着く厄介な童(わっぱ)共でのぅ。知らんかぇ?」
「あー……そういえば『ファミリーには気をつけて』って先生から言われてた気がする…」
「うぬ、【闇喰いファミリー】は【殺戮組織】とも言われておるからのぅ。
世の【殺戮組織】のトップ5だぇ。目をつけられると後々厄介になるからのぅ。あーやだやだ」
ヤレヤレと言わんばかりに溜め息をつく爺ちゃんに、俺は疑問に思っていたことを口に出す。
「ねぇ、爺ちゃん。その…【闇喰いファミリー】って特徴とかあるの?どんな人たちか分かんなかったら、気をつけようもないじゃん?」
「そうだのぅ……しいて言うなら、【玩具探し】を常にしとるかのぉ。
新しい玩具で遊んでは壊し、遊んでは壊し……それを延々と繰り返す奴らでのぅ。困ったもんだぇ」
「玩具………」
その聞き覚えのある響きに若干…んにゃ、かーなーり、顔の引きつる俺。
いやまさか…ね。
あの人のワケないよなぁ……たぶん。
んー、でも。確かに玩具がナントカって言ってたし……うーん。
顎に手をおき、考えてますポーズをする俺に爺ちゃんは怪訝な顔。