鬼と天使と少年と、
*
遅刻は確定したも同然だったため、「もういいやぁ」と投げやりな感じでダラダラと廊下を歩いてた俺。
おかげで教室に着くのに20分もかかっちった~………なんて、
呑気に思ってた俺はバカでした。
教室に着いた途端、俺は見てはいけないものを見てしまったのです。
「あ、佐雄くんだぁ~。遅かったねぇ。あんまりにも遅いから、サボってたのかと思っちゃったよ~」
「………。」
俺の大切な友人が縄でぐるぐる縛り上げられてました。
ちょ、呂坐先輩(またの名をほんわか先輩)ってこんなキャラ?!めっちゃ鬼畜じゃないっスか!
つーか笑顔黒ッ!!
他の先輩も汗ダラッダラで目ぇそらしてんじゃん?!
「あ…あの、呂坐先輩……。俺の友人に何してらっしゃるんですか…」
「んー?えっとねぇ、佐雄くんと仲良いみたいだから居場所聞こうと思って~。でも二人共『知らない』の一点張りでねぇ~。
まぁ、佐雄くんも戻ってきたことだし、授業始めよっかぁ~~~?」
一同「…………。」
く、黒い……
俺ら全員が、呂坐先輩にドン引いた瞬間でした。がくぶるっ!
遅刻は確定したも同然だったため、「もういいやぁ」と投げやりな感じでダラダラと廊下を歩いてた俺。
おかげで教室に着くのに20分もかかっちった~………なんて、
呑気に思ってた俺はバカでした。
教室に着いた途端、俺は見てはいけないものを見てしまったのです。
「あ、佐雄くんだぁ~。遅かったねぇ。あんまりにも遅いから、サボってたのかと思っちゃったよ~」
「………。」
俺の大切な友人が縄でぐるぐる縛り上げられてました。
ちょ、呂坐先輩(またの名をほんわか先輩)ってこんなキャラ?!めっちゃ鬼畜じゃないっスか!
つーか笑顔黒ッ!!
他の先輩も汗ダラッダラで目ぇそらしてんじゃん?!
「あ…あの、呂坐先輩……。俺の友人に何してらっしゃるんですか…」
「んー?えっとねぇ、佐雄くんと仲良いみたいだから居場所聞こうと思って~。でも二人共『知らない』の一点張りでねぇ~。
まぁ、佐雄くんも戻ってきたことだし、授業始めよっかぁ~~~?」
一同「…………。」
く、黒い……
俺ら全員が、呂坐先輩にドン引いた瞬間でした。がくぶるっ!