あの日、あの夜、プールサイドで
ーーーーーー………
ーーーーーーーー………
行為が終わって
ハァハァと荒い息を上げながら
「キラくん、上手だね。」
「そう??」
「うん、スッごく気持ちよかった!!」
玲奈ちゃんは嬉しそうにニッコリほほ笑む。
そんな玲奈ちゃんを横目にしながら
「でも……もうこれきりかも…。」
俺はわざと淋しそうな目をして、視線を反らす。
すると、玲奈ちゃんは目を真ん丸にしながら
「な、なんで!?」
俺を問い詰める。
「だって…俺、金ないからプレゼントもできないし、デートだって出来ないよ?それにエッチだってこんな所でしたくない。」
「…え??」
「俺……、俺ね??玲奈ちゃんが大事だって今日本当に思ったんだ。」
「…え!?」
「大事な女の子とのエッチは大事にしたい。でも俺は金がないから、場所なんて選べない。そんなの失礼だろ??だから玲奈ちゃんとは付き合わない方がいいと思う」
「そ、そんなことないよ!!」
「そんなことあるよ。
好きな子に嫌な思いはさせたくない……って……何言ってんだろ、俺。」
そう言って
俺は申し訳なさそうに、切なそうに、顔を背ける。
「ごめんね、忘れて。」
ーーーーーーーー………
行為が終わって
ハァハァと荒い息を上げながら
「キラくん、上手だね。」
「そう??」
「うん、スッごく気持ちよかった!!」
玲奈ちゃんは嬉しそうにニッコリほほ笑む。
そんな玲奈ちゃんを横目にしながら
「でも……もうこれきりかも…。」
俺はわざと淋しそうな目をして、視線を反らす。
すると、玲奈ちゃんは目を真ん丸にしながら
「な、なんで!?」
俺を問い詰める。
「だって…俺、金ないからプレゼントもできないし、デートだって出来ないよ?それにエッチだってこんな所でしたくない。」
「…え??」
「俺……、俺ね??玲奈ちゃんが大事だって今日本当に思ったんだ。」
「…え!?」
「大事な女の子とのエッチは大事にしたい。でも俺は金がないから、場所なんて選べない。そんなの失礼だろ??だから玲奈ちゃんとは付き合わない方がいいと思う」
「そ、そんなことないよ!!」
「そんなことあるよ。
好きな子に嫌な思いはさせたくない……って……何言ってんだろ、俺。」
そう言って
俺は申し訳なさそうに、切なそうに、顔を背ける。
「ごめんね、忘れて。」