星空と君の笑顔。

君との最悪な出会い

…やっと嫌な奴らから離れられた!!

…これで、もう苦しまずに済むんだ…






春、今日から新学期です。

私、野崎 琥屡美 (のざき くるみ)は進級して今日から中学２年生。ちなみに部活は女子卓球部である。

？「くる～、おはよ。 まったく、何であんたと同じクラスなんだ((ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝｯ」

くるみ『あ、おはよ～、さな。朝っぱらからの暴言お疲れさま… 少しは喜ぶとかないのかな(泣)』

挨拶をしながら暴言を吐いたのは幼なじみの 結木 紗奈 (ゆいき さな)。同じ女子卓球部所属している。

さな「あ、くる～ 今日、転校生が来るらしいよ(笑)」

くるみ『まじかっ!? ってその情報をどこから手に入れてきたのよ…』

さな「さぁ、どうしてでしょうかね～?」

その後、先生が来るでさなとの他愛もない会話は続いた。


先生が自己紹介を終え、先ほどのさなとの会話にも出てきた転校生の話に入った。

先生「皆さんも知ってると思いますが、このクラスに転校生が１人来ました。 鈴木くん、入って。」

先生が転校生に入って来るようにと言った。

男子はかわいい女の子を、女性はかっこいい男の子を期待しているのだろう。 私も少し期待してしまっている。








だが、入って来たのは地味な眼鏡男子だった。

「鈴木 修哉（すずき しゅうや）です。よろしくお願いします。」


やはり、この世がそんなに甘い訳がないか…

期待を裏切られ、みんなが鈴木くんにバレない程度に落ち込む。


だが、鈴木くんは転校生というだけはあり、質問責めになっていた。


このクラスは平和だな…
そうしてボーっと過ごしていたら、放課後になっていた。


さな「お～い、くる、何をボーっとしてるんだ。さっさと部活にいくぞー。」

くるみ『え゛嘘、もう授業終わったの? てか、いつ終わったんだっけ…、さな、先に行っててよ。』

さな「いいよ、待っとくから。早く準備しなっ」

くるみ『…っはい。』