【短編】ボクの兄ちゃん


「兄ちゃーん。」

「どうした、暇か?」


兄ちゃんは忙しいのにボクの相手をしてくれた。


「あ、そうだ大樹!兄ちゃんの写真見るか?」


兄ちゃんはそう言って額縁に入ってる写真を見せてくれた。
その写真にはサッカーのユニフォームを着てみんなの中心に立ってる兄ちゃんがいた。


「これな、兄ちゃんが高校生のときのなんだ。宝物なんだよ。」



かっこいい!!

ボクはそう思ってその写真をずっと持っていた。

だって兄ちゃんかっこよかったんだもん。


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