小さな主人と二人の従者
「そろそろ名前で呼んでくれる?」
「カーシー、そんなにきつく抱きしめたら声が出せないよ?」
ギャレットが彼の名前を発してくれたから助かった。
「おっと、ごめん」
「ジュリア、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。カーシー」
名前を呼ばれて彼は嬉しそうに笑って、猫のぬいぐるみの姿をした妖精が菓子と紅茶を運んできてくれた。
「どうぞ」
「ありがとう。ううっ・・・・・・」
カーシーがジュリアの異変に気づいて、ジュリアの顔を覗こうとした。
「ジュリア、どうしたの?」
「もう・・・・・・無理・・・・・・」
「何?」
「我慢の限界・・・・・・」
我慢ができなかった。ぬいぐるみの可愛さに負けて、その場で抱っこしてしまった。
「あ!ちょっと!」
「可愛い」
フワフワしていて可愛過ぎる。お持ち帰りをしたい。
「あっちへ行かせて?」
他のぬいぐるみ達がせっせと何かを作っている。
「駄目、嫌」
「こらこら」
すぐにでもお持ち帰りをしたい。
できることなら、ここにいるぬいぐるみ全てを自分のものにしたい。
「カーシー、そんなにきつく抱きしめたら声が出せないよ?」
ギャレットが彼の名前を発してくれたから助かった。
「おっと、ごめん」
「ジュリア、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。カーシー」
名前を呼ばれて彼は嬉しそうに笑って、猫のぬいぐるみの姿をした妖精が菓子と紅茶を運んできてくれた。
「どうぞ」
「ありがとう。ううっ・・・・・・」
カーシーがジュリアの異変に気づいて、ジュリアの顔を覗こうとした。
「ジュリア、どうしたの?」
「もう・・・・・・無理・・・・・・」
「何?」
「我慢の限界・・・・・・」
我慢ができなかった。ぬいぐるみの可愛さに負けて、その場で抱っこしてしまった。
「あ!ちょっと!」
「可愛い」
フワフワしていて可愛過ぎる。お持ち帰りをしたい。
「あっちへ行かせて?」
他のぬいぐるみ達がせっせと何かを作っている。
「駄目、嫌」
「こらこら」
すぐにでもお持ち帰りをしたい。
できることなら、ここにいるぬいぐるみ全てを自分のものにしたい。