桜涙
そして沖田先生は私に微笑みかけてから顔をゆっくりと近づけてきました…
桜吹雪の風の音で周りの音は聞こえなく2人だけの世界…
そして私は目を瞑り…
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「いったぁい!!」
「いったぁいじゃないよ○○駅につくよ。」
「ぇ…?ここどこ?」
目の前には学校の友達がいて、さっきまでいたはずの桜の木はどこにもなかった。
「どこって電車の中じゃん」
電車?…
窓の外を見てみるとそこには巨大なビルやマンションが沢山建っていた。
ここは東京?…
さっきまで京の町にいたのに…
どうして東京にいるのだろう?…
「めごよく寝てたなぁ。幸せそうな顔してたけど何?いい夢でも見た?」
夢…
そうか、さっきのは夢だったんだ…
だから沖田総司がいたんだ…
そうだよね、この時代に新選組一番隊隊長のあの沖田総司がいるわけないもんね…
「うん、とっても幸せな夢だったよ」